
次世代型のエンターテイメントをどう生み出すのか?
何度目かの話なのですが、何をやっているのか/やりたいのか?について、正確に、そして簡潔にお伝えしたいと思います。凄くシンプルに言うと、総合的にはEntertainment2.0を創りだそうということですね。それって、既存の人たちでは無理なの?と言われますが、やれば出来ると思います。ただ、私はわたしなりの考え方があるので、そこに向かいたいと言うことです。
◆シンギュラリティの先でも残るクリエイター業
まず、Next Entertainmentを狙う理由は、Googleのカーツワイルが言っている、ディスプラウトな産業革新”シンギュラリティ”の先にあるなくなる職業に所謂クリエイターは入っていません。人間の創造性を機械は越えられないというジレンマに陥るためです。
ただし、AIがAIを楽しませるクリエイティブは生み出せるかもしれません。ですので、2045年になっても無くならない仕事は何かと考えた時に、Entertainment、人を人が楽しませることは残るだろうと思ったので、ここのビジネスの革新を今から手がければ丁度30年後でも弊社は生き残っているだろうと思いました。
しかし、私にEntertainmentなコンテンツを作ることはできても、面白くありません。ならば、才能を支援できる仕組みを機械化し、日本にいながら世界中の才能にアクセスできないかと思うわけです。極自然な発想だと思いませんか?
そのための仕組みが、このBlogの題名にもなっているStoryAIとなります。つまり、StoryAIとはプラットフォームの事を指しているのです。
◆流行り廃りにとらわれない本質的な作り方
StoryAIはプラットフォームです。ですので、流行り廃りは関係ありません。哲学だけが重要なのです。今、○○が流行っているからこっちを注力して、今度はこっちでというのは一時的な売上を作れるかもしれませんがそこに待っているのはIPの山です。
使われないIPを大量に持っていても意味が無いのです。ならば、我々がIPを保有などせず、橋渡し役をすれば良いのではないかと思います。しかし、それだけでは儲かりません。
そこで、ビジネス的には各自が商売できる面を用意すること、エンドユーザが楽しめる場を作ること、小さいアイディアを技術的にサポートできる開発チームがいること等の組織的なフォロワーとしての立ち位置が必要となる。
ならば、直ぐに儲かるアウトプットするための組織を先に作れば良いのではないか、と言われると思いますが、それではNext Entertainmentには届かない。
◆コンテンツを消費する時代は終わった
IT事業者とTV局や出版社等のコンテンツ事業者の関係は思っているほどに壁がある。やはりそこには先人たちの関係性が見て取れていて、消費してきた関係性がそこにあり、作ればいいという状態は終わりなのだ。
どうすれば、消耗されない消費を生み出すことが出来るのか、商売のネタはそこに転がっている。今日流行ったものが明日には失われるような弱肉強食